小野郷の住人さん

Residents of Onogo

坂本さん夫妻のイメージ

坂本さん夫妻の インタビュー

住人さん一言紹介

不便さも、雪も、獣害も楽しむ。小野郷で見つけた、私たちらしい里山の日常

京都市内から小野郷へ移住した坂本さん夫妻は、1年半かけて空き家を改修し、自然豊かな里山での暮らしを実現しました。冬の積雪や獣害対策など特有の苦労はありますが、スマート家電を活用するなど工夫して日常を楽しんでいます。地域とは「干渉しすぎない程よい距離感」で繋がり、四季の移ろいを慈しむ。不便さも含めて受け入れ、自分たちらしく「ほどよくアウトドア」な田舎暮らしを謳歌されています。

「住まい」を小野郷に決めてからのこと

小野郷について「住まいです。住むためにここに来ました。今後もずっといると思います」と話す坂本 和夫さん、美栄さん夫妻は小野郷に移り住んで10年ほどになります。

小野郷に移住する以前は、京都市上京区の町家で暮らしていたお二人。かつて美栄さんのおばあさまが借りていたお家でしたが、もともと古い建物だったところに老朽化が進み、家探しが現実の課題になっていきました。

小野郷を選んだ理由について、和夫さんは「今よりも遠いところに住みたい、田舎に住んでみたい、という気持ちがありました。色んな人に『移住先を探している』という話をしていたら、ここが見つかったんです」「最初は南丹市や大原など、住めそうなところを広く探していました。今の家を紹介されたときに、たまたまこの辺りにいたおじさんに『ここどうですか?』って聞いたんです。そうしたら『いいよ、ここ』って。その雰囲気を見て『いいな』って思えたんですよね。たまたま出会った人と喋ったことがきっかけでした」

 そうして見つかった小野郷の家は、最初から「住める家」として手に入ったわけではありませんでした。空き家として数年経っていたため、中はボロボロ。当時は移住関連の制度が整う前だったため、空き家の購入やリフォームに必要な多くの手続きは複雑で、たくさんの準備が待っていました。
まずは前の住人が残した荷物の片付けのために、休みのたびに小野郷に通い、ワゴン車で荷物の運び出しを行いました。その後は、リフォームに必要な増改築のために、司法書士の方を交えて周囲と交渉をしたり、必要な書面を探したり・・・

移住を決めてから住めるようになるまで、1年半ほどかかったそうです。
「今は普通に住んでますけど、最初は全然そうではなくて。簡単に住める状態ではなかったですね」

工夫しながら続いていく、小野郷での日常

 現在のお二人の住まいについて「パッと見は今時の家です。ペアガラスやし、オール電化やし。僕らが引っ越した時は光回線が来ていなかったんですが、引っ越す前から回線を引いて欲しいとリクエストを続けて、今は無線Wi-Fiでスマートスピーカーも使えます」

京都市西京区のバイクショップに務めておられる和夫さんは、職場までバイクで片道40分ほどの道を通勤で往復しています。「バイクのツーリングコースなので、ライダーさんにめっちゃ手を振られますよ。ただ、京都市内とは気温が5度前後違うので、4月から12月まではバイク通勤ですけど、12月から4月までは車通勤に切り替えています。道も凍りますし、ちょうど僕の家の前ぐらい、この辺あたりから雪も深くなります」

日々の買い出しは、1週間分をまとめて休みの日に車で出かけます。行き先は滋賀県栗東市や大津市、京都府八幡市や精華町など様々。目的を分けてルーティン化しているのだそう。「まとめて買い貯めするなら、少し遠方まで行った方が得があるんです」「小野郷は自然が近い分、四季の移ろいがすごく分かりやすいです」と話す美栄さん。豊かな自然は暮らしの悩みにも直結します。美栄さんはガーデニングが趣味で、鉢植えの花を並べて楽しんでいたところ「鹿に食べられてしまって。それからは獣害用のネットを張って対策しています」
 家庭菜園も簡単ではありません。「ミニトマトをネットで守っても、今度はテンが地面に潜り込んで食べてしまって、ネット関係ないやんと思って・・・」「カメムシも多いし、ムカデやゲジゲジも出ます。色々と対策は必要になりますね」

周りとほどよい距離感で、穏やかに暮らせる

小野郷の良さを聞くと、最初に出てきたのは「人とのほどよい距離感」でした。
「良い意味で、周りから干渉されないんです」もともと人の出入りが少ない土地で、会えば話をするけれど、お互いに踏み込みすぎない。「周りの人たちも良くしてくださるし、いい距離感ですよ」と和夫さん。美栄さんも「家の前で花の手入れをしていると『お花きれいやね』と声をかけてもらうこともあり、そのくらいの関係性が心地いいと感じています」と頷きます。

地域活動への関わりについては、かつて町内会の会計役員を務めたご経験も。仕事の都合でなかなか行事に参加できない和夫さんの代わりに美栄さんがお手伝いに出たり、出られる範囲で和夫さんも地域のイベントや夏祭りの手伝いに参加したりと、できる形で地域と関わっています。

小野郷暮らしは「ほどよくアウトドア」だと言う和夫さん。「市街地と同じ感覚で来ると、そこで止まってしまうかもしれないですが、今は移住に関する制度も整っていますし、体験住宅などでまずは試してみるのが良いと思います」

「住みたい気持ちがあればなんとかなるのかなって思います。ぜひ来てみてください」

坂本さん夫妻のお話から、豊かな自然に恵まれた田舎の心地よさと、不便さや困りごとも含めて受けとめ、日常を積み重ねていく小野郷での暮らしを感じることができました。

小野郷の体験住宅
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小野郷の人々を紹介

小野郷移住イメージ

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